JWWファイルとは?
JWWファイルは、Windows版Jw_cadで使われる標準の図面保存形式です。日本で作られた2次元CAD「Jw_cad」は、無料なのにとても便利で、建築や土木、設備の仕事をしている多くのプロが使っています。
このファイル形式の特ちょうは、図面データを正確に、しかも軽く保存できることです。線の種類や色、寸法、レイヤー情報など、図面の細かい部分もきちんと残るので、仕事での作図や修正、共有にとても向いています。
ファイルの仕様と使えるソフト
- 拡張子: .jww
- 標準ソフト: Jw_cad(Windowsだけで使えます)
- 対応バージョン: Version 2.00 以降
- 保存形式の仕様:バージョンが新しくなるにつれて機能が増え、最新版では寸法図形やソリッド図形も使えます
※古いバージョンだと新しいJWWファイルをきちんと開けないことがあります。ファイルを共有するときは、どのバージョンで作ったかを伝えておくと良いでしょう。
JWWファイルの主な機能と特ちょう
高精度な作図ができる
1/1000mm単位の精度で線を引けるので、建物や設備、機械部品の設計にもばっちり対応。細かい寸法調整や詳しい図面が必要な仕事に向いています。
レイヤー管理機能
壁や柱、配管などの図形要素をレイヤーごとに整理・管理できます。見せたいものだけ表示したり隠したりが簡単にできるので、作業がとても効率的になります。
線種・線色・寸法を自由に設定できる
実線・点線・破線など9種類の線と、9つの色(7,8,9番はJWW独自)を使い分けられるので、見やすくわかりやすい図面が作れます。
データ容量が小さい
図面1枚のファイルサイズがとても小さいので、メールで送ったりオンラインで共有したりするのも簡単です。
日本の建築の習慣に合った設定
1/50、1/100などの建築で使う縮尺があらかじめ用意されていて、日本の設計の仕事にぴったりの図面が作れます。
作成・保存方法(Jw_cadでの手順)
- Jw_cadを起動する
- 「新規作成」で白紙の図面ファイルを開く
- 図面を描き終わったら、「ファイル」→「名前を付けて保存」を選ぶ
- ファイル形式で「*.jww」を選んで保存する
※「*.jwc」を選ぶとDOS版形式になり、使える機能が制限されます。
JWWファイルが開けない・読めないときの対処法
- バージョンが違う場合 古いバージョンのJw_cadでは、新しいバージョンで作られたJWWファイルを開けないことがあります。最新のJw_cadをインストールしましょう。
- 拡張子が間違っている場合 たまに拡張子が「.jwc」になっているファイルが実は「JWW形式」のこともあります。メモ帳で開いて最初に [JwwData] と書いてあれば、拡張子を.jwwに変えてみてください。
JWW形式とJWC形式の違い
項目 | JWW形式 | JWC形式(DOS版) |
保存形式 | Windows専用 | DOS版用 |
精度 | 倍精度 | 単精度 |
線色 | 9色まで対応 | 最大6色 |
寸法図形 | 対応 | 非対応 |
ソリッド図形 | 対応 | 非対応 |
使用可能ツール | 最新版Jw_cad | JW_CAD for DOS |
ダウンロードリンク
JWWファイルを開くには、以下のJw_cadソフトをダウンロードしてください。最新のバージョンはWindows 10 / 11でも使えます。
- 最新版 Jw_cad Version 8.25a(2022/04/10) [jww825a.exe(10,313,928 Bytes)]
- 旧版 Jw_cad Version 7.11(2012/02/19) [jww711.exe(8,421,449 Bytes)]
配布元サイト一覧